2009年11月06日

吐く 1

犬が食べたものを吐き出すのには、二つの理由があります。
一つは、身体を正常に保つためのもので、そういう意味では生理現象とも言え病気ではありません。
味の濃すぎる食事や刺激の強すぎるもの、腐敗したものを与えたとき、食べ過ぎてしまったときなどに食べたものを吐き出すことがこれにあたり、吐き出されたものは消化されていない場合がほとんどです。
散歩の途中に草を食べて吐いたりするときもあります。
こういった場合のことを医学的には「吐き出し」と呼び、「嘔吐」とは区別されています。

嘔吐は吐いたものがある程度消化されています。
吐き出しと嘔吐は、吐き出されたものの消化のされ具合や、吐き出し方、吐き出した後の犬の様子などが異なりますので、飼い主がよく観察していれば、区別がつく場合がほとんどです。

嘔吐は下痢とともに消化器系の病気の2大症状でもあり、決して見過ごしてはいけない症状ともなっています。

理由もないのに一日に何度も嘔吐を繰り返す、激しく吐く、苦しそうに吐く、吐いたものの中に血や異物などが混じっているなどの場合は、注意が必要です。
吐き出しとは明らかに様子が異なるときは、動物病院を受診してください。
また、「いつもの吐き出しだろう」と放置することは、危険な場合があります。
胃腸管に異常がある場合は嘔吐となりますが、胃腸の前にある器官である食道に異常がある場合は吐き出しとなります。
吐き出しと思われるような吐き方であっても、勝手に判断はせず、様子を見た上での受診をおすすめします。
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便の異常

健康な便の状態は、犬によってそれぞれ異なります。
一般的に健康とされている便は、ティッシュでつかめる程度の硬さで、濃くも薄くもない茶色をしています。
基本的に食事の回数と同じ回数で排便し、臭いは普段食べさせているものによって変わります。
普段から便の状態をチェックし、健康なときの便の様子を把握しておきましょう。

【下痢】
もともと便のゆるい犬もいますし、食事の内容によってもゆるくなります。
下痢以外に症状がない場合は、一日様子を見てみましょう。
下痢の症状を越す病気では、胃腸炎のほか、回虫などの寄生虫、ウイルスによる感染症などがあります。
何日も下痢が続く場合は、嘔吐や発熱などの症状を伴う場合は、動物病院を受診してください。

【便秘】
排便の回数は食事の内容や回数によっても変化しますし、環境の変化などによっても変わります。
カルシウム過多の食事を与えると、便が硬くなりでにくくなっている場合もあります。
地面に落ちた食べ物を食べ、ついた砂などを大量に摂取した場合も便が硬くなり、便秘になります。
また、被毛の長い犬種は、肛門の周りの毛が固まって、肛門をふさいでしまうために便が出にくくなることもあります。
ブラッシングや、伸び過ぎた被毛のカットをこまめにしてください。
苦しそうにしたり、お腹が張ったりなどの異常が見られない場合は一日様子を見てみましょう。
便秘と下痢を繰り返したり、発熱や呼吸の異常を伴う場合は、病気の可能性もあります。
出来るだけ早く診察を受けてください。
病気が原因で便秘になるケースでは、前立腺肥大によって直腸が圧迫されて起こるというケースがあります。
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尿の異常 2

尿の色の濃淡は、摂取した水分量によっても変わりますが、病気のサインである場合もありますので、見逃さないようにしてください。

【濁る】
膿が尿に混じっている場合があります。
膿は身体の中の何らかの炎症が原因で起こります。
膀胱炎や子宮蓄膿症のほか、前立腺炎も疑われます。
前立腺炎は前立腺が細菌などに感染して炎症を起こしもので、高齢犬に多く見られます。

【きらきら光る】
尿のなかにリン酸塩の結晶が混じっている可能性があります。
尿が乾くとより一層わかりやすくなります。
このような場合は、尿路結石が疑われます。
犬の尿路結石のほとんどは、膀胱結石と尿道結石になります。

【薄い】
糖尿病や尿崩症になると薄くなります。

【濃い】
下痢や嘔吐を伴う時は脱水症状を起こしている可能性があります。

【山吹色のような黄色】
黄疸が起きている可能性があります。
黄疸は肝臓の病気が原因で起き、尿だけでなく目や皮膚の色も黄色くなります。

【赤い】
尿に血が混じっている場合が多く、フィラリア症や尿路結石、血小板減少症などでおこります。
血小板減少症は、出血をとめる働きのある血小板が急激に減少する病気で、犬の身体のあちこちで出血や内出血が起こります。

尿の異常で病院を受診するときは、尿を一緒に持参して持って行きましょう。
採取方法は、散歩中にオシッコを紙コップで採る方法のほか、トイレのシーツの上にトレーを置いて採る方法もあります。
採取した尿はフタつきのビンにいれます。
採取してから時間が経つと雑菌などで正しく判断できなくなってしまうこともありますので、採取したらすぐに持参しましょう。
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