2009年11月06日

頭を振る

犬が頭を何度も振るしぐさをする場合は、耳の異常が疑われます。
最も多い病気は、外耳炎や耳かいせんです。
犬の耳のなかは複雑になっているため、人間よりも通気性が悪くなっています。
そのため、耳の穴にたまった耳垢が変質を起こしたり、たまった耳垢に細菌が繁殖したりしやすく、外耳炎などの病気が起こります。

頭をしきりに振るのは、炎症による分泌物や、耳の中に入り込んだ寄生虫などの異物を振り飛ばそうとしているためです。
耳の中にかゆみがある場合は、後ろ足で耳の後ろをかくしぐさを頻繁にするようになります。

耳の垂れている犬種や耳の中の毛が長い犬種は、特に病気にかかりやすいので、日ごろから耳の掃除とチェックを怠らないようにしましょう。
外耳炎の予防には、耳の中の掃除をして耳を清潔に保つことが大切ですが、間違った掃除の仕方をして外耳炎を起こしてしまう場合も少なくなく、注意が必要です。

耳かいせんは、ミミヒゼンダニが寄生することで起こる皮膚炎です。
ミミヒゼンダニは耳垢を食べ、外耳道の皮膚に寄生、繁殖します。
寄生すると、耳垢は黒っぽくなり悪臭を放つようになります。
治療には、ミミヒゼンダニの完全な駆除が大切です。

虫や草の実などの異物が入ってしまった場合、飼い主が自分で取ろうとするのはかえって危険です。
また、そのまま放置して悪化させてしまうと、外耳やその周辺の皮膚が厚くなって耳の穴をふさいでしまうこともあります。
必ず獣医の診察を受けるようにしてください。
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目の異常

犬が前足で目をこすろうとしているしぐさは、目やその周りに痛みやかゆみがあるためと思われ、結膜炎や角膜炎、花粉症などのアレルギー性の炎症など、眼の病気にかかっている可能性があります。
ものがよく見えないといった視力障害時の場合も目をこするようになります。
緑内障や白内障などの病気にかかっていると考えられます。
いずれにしても、目を頻繁にこすることで目に傷をつけてしまいかねません。
動物病院で診察を受けて下さい。

目ヤニや涙も病気のサインとなる場合が多くあります。
涙は、目の中に入った異物を洗い流したり、眼球の乾燥を防いだりといった役割を持っていますので、一時的に出た涙であるならそれほど心配は要りません。
いつも涙がたまっている場合や、涙の色が濁っている場合は病気の可能性が大です。
涙が止まらない時は、涙を鼻腔へと流しだす涙小管が詰まる流涙症という病気が原因と考えられます。

まぶたが目の内側に巻き込まれている眼瞼内反症や、下まぶたが目の外側にめくれている眼瞼外反症が原因になり、炎症や涙の過剰な分泌といった症状を起こすときもあります。

シーズーなどの目が大きく露出した犬種では、犬同士でケンカをしたり興奮したりした場合や、衝突などで眼球が外へ飛び出してしまう場合があります。
そういった時は、水に浸した柔らかいタオルで目を押さえ、急いで動物病院を受診してください。

眼はとてもデリケートな部位ですので、飼い主が勝手に判断したり、治療したりすることは大変危険です。
軽く考えずに、どんな場合でも必ず受診するようにして下さい。
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抜け毛

春から夏にかけて、犬の身体は気温の上昇に反応して冬毛が抜け落ちる換毛が始まるため、たくさんの毛が抜けます。
また、季節に関係なく、常に少しずつ生えかわっていますので、普段から多少の抜け毛はあります。
どちらもそれが正常な状態であり、病気ではありません。

換毛の季節以外で、または、全身や一部の毛が異常に抜け落ちるような場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります。
病気によって抜け落ちる場所や抜け方は違います。

・円形に抜けている
皮膚真菌症

・広範囲に抜けている
膿皮症

・目や口の周りが抜けている
ニキビダニ

・顔や足、背中や脇などが抜けている
アレルギー性皮膚炎

・お尻から背中にかけて抜けている
ノミアレルギー

・左右対称に抜けている
クッシング症候群、副腎皮質機能亢進症

細菌や寄生虫などからの感染が原因で起こる抜け毛は、感染源である細菌や寄生虫が退治されれば、その後2〜3週間程度で再び毛は生えてきます。
クッシング症候群や副腎皮質機能亢進症といったホルモンのバラスの崩れによる抜け毛は、治療を開始してから再び毛が生えるまでには、早くても1ヶ月程度かかります。
ホルモンバラスの崩れから来る抜け毛は、皮膚が黒ずんできたり乳房が大きくなってきたり、外陰部が肥大するといった症状も伴う場合が多くなります。

かゆみを伴わない抜け毛は気付かないことが多いので、ブラッシングを定期的に行ってチェックしましょう。
毛の長い犬種も気付きにくいので、毛をかき上げるようにして確認してあげてください。
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